行政書士とは
行政書士という職業をご存知でしょうか。
行政書士は法律の専門家であり、依頼を受け役所に提出する許認可などの申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書などの権利義務、事実証明及び契約書の作成などを行う国家資格者です。
【行政書士の特徴】
行政書士は書類作成のプロです。役所に提出する書類や遺言書、契約書など手のかかる様々な書類を相手に日々業務を行っています。
例えば、自分で開業したいと思ったら申請書類や提出物を用意しなければなりません。
また、自動車運転免許更新や車庫証明を取得するのに申請や書類提出などをしなくてはなりません。
このような申請書類や提出書類を自分で用意することができたらいいのですが、集めることが難しかったり、面倒くさかったりすることがあります。
それを行政書士は本人に代わって書類作成、代理届出をしてくれるのです。
取り扱える書類の数はとても多いため、行政書士の仕事の幅はとても広いのが特徴です。
顧客も法人、個人と問うことはありません。
そのため、あらゆるところに需要があるのです。
【行政書士と司法書士の違い】
また、行政書士と似た司法書士という国家資格者もいますが、行政書士と司法書士の違いについてご存知の方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
この二つは、名称は似ていても業務内容は大きく異なるのです。
行政書士は行政機関へ提出する書類作成業務が中心となるのに対して、司法書士は不動産登記など登記業務が主な業務です。
行政機関へ提出する書類の中でも公正証書があります。
公証人法に基づき法務大臣が任命する公証人が作成する公文書で、作成しておくことで金銭の貸借に関すること以外にも、遺言の執行や離婚の際の慰謝料や養育費に関する約束や意思を、争いやトラブルから防ぐことができるのです。
当事務所ではこの公正証書の作成を行っております。
債務弁済契約、死因贈与契約、任意後見契約など様々な公正証書の作成に対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
