読書の春。
今日4月23日は、サン・ジョルディ(聖ゲオルギウス)の日だそうです。
聖ゲオルギウスは、ドラゴン退治でも有名な聖人ですが、
彼が倒したドラゴンがバラに変わったことから、バラの日とも言われ、
男女が赤いバラを贈り合う…バレンタインに似た風習があったそうです。
そして今日は本の日…『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日で、
シェイクスピアの伝説上の誕生日かつ忌日だからだとか。
世界的大文豪と縁もあるし、バラを贈り合う日だし…と、
聖ゲオルギウスの地元・カタルーニャで、プレゼント用の本を買うと、
バラを添えてくれる販促活動を行い、『本の日』が世界的に広まったそうです。
それにちなんで、今日はユネスコの『世界図書・著作権デー』でもあり、
日本では『子どもの読書活動の推進に関する法律』により、
『子ども読書の日』と定められています。
本と共にバラですか…恋愛小説だとウットリですよね。
もし私が贈るとしたら、島田荘司の『占星術殺人事件』だとか、
京極夏彦の『魍魎の匣』、二階堂黎人の『バラ迷宮』あたりを、
２本のバラと共に…喜んで下さる方とは、良いお友達になれそうです♪
