公正証書の『証』
みなさんこんにちは。赤雀です。
今日はじっくり『公正証書』の『証』の字について調べてみました。
『証』という漢字の構成は、『言』+『正』ですね。
『正』については、以前考察したので省略…問題は『言』の方です。
下の部分は『口』の象形ですが、上は『取っ手のある刃物』の象形。
『悪いことをしたときは罪に服する』という意味だそうです。
剣などの刃物を手にし、『私の言う言葉に嘘はありません』と誓い、
もしそれを反故にするような罪を犯した場合には、この剣で…
という、非常に重たい文字だったんですね。
日本には古来から、『言葉には力が宿る』という言霊信仰がありますが、
その考え方を如実に表すのが、『言』がつく言葉…ということでしょうか。
その中でも、『証』はトップクラスの拘束力を表してる漢字ですね。
ところで、『あかし』について調べまくっていたら、
いつの間にか『明石』→『明石焼き』に辿り着きました。
嘘をつかずにありのまま、私のお腹に訪れた兆候をあかしますと…
「めちゃくちゃ食べたい!」と告げている…そう悟りました。
(太字は全て、『証』の字が持つ意味です。)