二つのお堀について。

豊臣秀頼、淀殿、安井道頓、大野治長、毛利勝永、そして真田幸昌。
1615年6月4日(元和元年5月8日)が忌日の方々です。
歴史がお好きな方であれば、すぐにお分かりかと思いますが、
今日は大坂夏の陣で、豊臣家が滅亡した日です。

 

前年の大坂冬の陣により、大坂城のお堀を埋めることになったため、
豊臣方は城から出て戦わざるを得ず…という大河ドラマはここまで。
この大坂城の『お堀』を開削したのが、本日が忌日の安井道頓…
大阪の繁華街『道頓堀』の開削者です。
武人ではなく商人だった彼は、『巻き込まれて』討死…だそうです。
この道頓を始め、武人ではない数多くの人々も、実際には今日が忌日…
大坂夏の陣で亡くなっているということに、今更ながら気付きました。

 

ところで、道頓堀と言えば阪神ファンの『ダイブ』ですが、
これを禁止する法律や条例はないため、法には触れないそうです。
道頓が掘ったもう一つの堀…大坂城に想いを馳せると、
私は少々、ダイブするのは躊躇ってしまいます。

 

というよりも、今年もダイブはご遠慮頂きたいなぁ…と願っている、
遺伝子レベルで鯉軍な赤雀でした。

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