ライバル…?
慶応2年1月21日、坂本龍馬らの仲介により、薩摩と長州が薩長同盟を締結。
というわけで、今日は『ライバルが手を結ぶ日』だそうです。
この『ライバル(rival)』という言葉の語源は、ラテン語の『小川(rivus)』の派生語で、
『同じ川(水源・水利権)を巡って争う人々』という意味だそうです。
一つしかない物を求めて争う『常に対立し合う宿敵』で、
漢字で『好敵手』と書くような、少年漫画的な好ましい競争関係とは違うようです。
『水を治める者が国を治める』と言いますが、水を巡る対立は古来より山積…
水の利用方法や漁業権、住宅地の排水問題等でもライバルだらけです。
身近な所では、管理釣り場で入場料を払うだけでなく、
川で釣りを楽しむ時にも『遊漁券(釣り券)』購入が必要な場合もありますし、
東京湾沿岸なんて、釣りは決まったごくわずかな場所でしかできません。
釣り公園での場所取り合戦なんて、釣り糸以上の絡み合いだったりして、
とても少年漫画的好敵手とは言えない『ライバル』っぷりです。
水には流せないような、ドロドロの争いをするぐらいなら、
公正証書を防波堤にして、ライバルと手を結ぶのも…アリですね。