ブ~ン、の虫。

今日は『虫』+『文』…『蚊』の日だそうです。
『文』はその耳障りな羽音『ブ~ン』から…本当です。
ハマダラカの腹部からマラリア原虫が発見された日で、
現在でも蚊を媒介とする病気による死者は年間75万人…
『地球上で最も人類を殺す生物』だそうですよ。
(ちなみに、2位は47万5千人の『人間』です。)

 

致死率の高い伝染病を媒介するし、痒いしウルサイし、
蚊に一つでも良い所はあるのか…?と思って調べてみると、
蚊の幼虫・ボウフラは、水中の有機物を分解しバクテリアを捕食…
水質浄化に一役買っているらしいです。
また、蚊は血だけではなく、花の蜜も吸っているため、
蚊がいないと受粉できない植物も出てくる可能性もあります。

 

法律絡みでは、蚊の新たな利用法が注目され始めているとか。
吸血2日後までなら、蚊の体内に残った血液のDNAから、
個人の特定ができるようになったそうです。
被害者と犯人の血が、同じ蚊の体内から採取されれば、
『同じ現場に居た』ことの証拠として使えそうですし、
親子鑑定でモメた時に、コッソリ蚊に吸わせて鑑定…
家裁ならぬ、『蚊裁』が行われる時代が来るかもしれません。

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