ふみの日。
蝉時雨に暑さを覚える今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日7月23日は、文月ふみの日(旧郵政省が制定)で、
『手紙の楽しさ、受け取る嬉しさを通じて、文字文化を継承する一助に…』と、
誰かにお手紙を書いて『送る』ことを啓発する日…
要するに、郵便物の利用促進が主目的の記念日です。
行政書士は、離婚協議書を内容証明郵便で送ったり、
『もしお金を返してくれなかったら、強制執行します』という文言が入った、
『金銭消費貸借契約公正証書』等に基づいて差押えをする時、
あらかじめ債務者(借主)にその公正証書の謄本を『送達(郵送)』したりと、
職務上、たくさんのお手紙を送ってはいますが…
こういう『お手紙』は、『ふみの日』のいう『楽しいお手紙』とは、
ちょっと遠～～～い気がしますね(笑)
『蝉聞きて夫婦いさかひ恥づるかな』…井原西鶴の俳句です。
蝉は地上でたった一週間の命。一生懸命鳴く蝉に比べ、我々は夫婦喧嘩とは…
という句なんですが、蝉は3～17年も地下生活…長命の昆虫です。
長年地下に溜め続けたモノが一気に爆発・蝉時雨！そして空蝉に…とならぬよう、
たまには地上に顔を出したいなぁ～と思います。
