ヒロシマの日。
今日8月6日は、ヒロシマの日…原爆忌・平和記念日です。
この日は全国共通の登校日…ではないと初めて知った時、
広島出身の私は、物凄く驚いたことを、今もはっきり覚えています。
広島では、この日は登校日が当たり前…全校生徒が体育館に集まって、
広島に起きた悲劇について学び合う、平和集会がありました。
夏休みの宿題と言えば、身内や近所の人に原爆や戦争の話を聞いて、作文…
毎年それを聞くのが、怖くてたまりませんでした。
このブログでも、『今日は何の日？』というテーマをよく扱いますが、
どこかやはり、『歴史上の出来事』という感覚…いわば『他人事』でした。
でも、このヒロシマの日は、広島人にとっては『自分事』です。
祖父母や親戚、近所の人…たくさんの身近な人が被爆し、行方不明のまま…
『過去の歴史』というよりは、リアルな『現在』の話です。
国同士の揉め事が、拗れまくって行きついた先が、戦争です。
どんな個人間の小さな喧嘩でも、泥沼化する前に様々な策を講じて、
何とか鉾を収め、解決する努力をしなきゃいけない…
揉め事回避に役立つ公正証書や、法律家の仕事の大切さを、
改めて痛感しつつ…平和を祈念したいと思います。
